はおう丸です。
2019年もいよいよ終わりですね。そんなわけで、ありがちな総括とやらをしてみましょう。
はおう丸セレクション・アニメ大賞2019をお送りします。
音楽プログなのになぜアニメなのか、なぜ7位からなのか、それはなんとなく。
BGMにどうぞ
7位 PSYCHO-PASS サイコパス 3
サイコパスの3期です。アニメにしては珍しく1時間番組で、全8話にも関らず実質16話分ということでボリュームはありました.....が、最終回、謎をいっぱい残したまま映画に続くってことで、現時点では完結してません。映画版が待ち遠しい!
世界観を軽く説明すると、100年後の日本が舞台で、人の進路や処刑するか否かを「シビュラシステム」というAI的なものでジャッジされるという管理社会になっていて、シビュラがOK判定した職業にしか就けないし、シビュラが算出する犯罪係数が一定数を超えると、その場で射殺される(しかも犯罪係数300以上になると、ドミネーターという銃がエリミネーターモードになって、北斗神拳みたいな感じで跡形も無くなる....)という世の中になっています。恐ろしい...
1期2期では、日本は懐かしの 「鎖国」をしていましたが、3期では鎖国も解け、移民による犯罪やら混乱がベースになっています。
結局最終回が、え?みたいな展開で中途半端に終わってしまうのですが、慎導監視官とイグナトフ監視官の過去とは、闇落ちしたイグナトフ監視官の運命は、シビュラシステムとビフロストの関係は、六合塚さんはあの後どうなったのか、フレデリカお姉さま好き、そして、常守元監視官を解放することができるのか、2020年春、劇場版を待て!
6位 Dr.STONE
ある日突然、何らかの現象によって全人類が石化してしまい、数千年後、文明が消え去って緑に覆われた世界で、石化から解けた天才科学者・千空によって、科学知識を駆使して人類の科学社会の再興を目指すというアニメ。
石化を解く薬で蘇らせた超武闘派の獅子王司(ししおつかさ)と意見が合わず、対決するために、科学を駆使してなんやかんや準備するというのが1期の主なストーリーです。
頭脳は現代、でも周りに文明と呼べるものが全く無いという状況なので、ある意味タイムリープものに通ずるところがあって、最初は滑車の原理だとか簡単なものだったのが、仲間を増やすことによって、素材とか人力が増え、ラーメンを作ったり、ガラスを1から作ったり、挙句の果てには、スマホを作る!とか言い出して、スマホといっても、もちろん現代にあるものとは程遠いですが、電波を飛ばして通話ができるものを作ったりと、技術的にも高度なところへ発展していくのが面白いです。
そして、一番面白かったのが、数千年前の千空の父親からのメッセージのシーン。あまり言うとネタバレになるので、ここでは書きませんが、親子関係が数千年の時を超えるところが非常に感動できるので、ここは是非見てほしいところです。
完成したスマホもどきで、どのようにして獅子王と戦うのか、2期も制作が決まっているようで、期待です。
5位 彼方のアストラ
科学が発展した未来の物語で、他の惑星へキャンプへ出かけるも、不測の事態に巻き込まれてしまい、偶然そこにあった宇宙船で、元の星に帰還を目指すというアニメ。
1クール全12話で完結するのですが、後半の展開が衝撃すぎて、全12話とは思えないほどの充実ぶりでした。いや、正直、中盤は星から星へ淡々と旅してるな~という感じはあったのですが、クローンの話が出て以降は見逃せない展開が続いて、偶然一緒になったように思っていた各メンバーも、ある目的のために仕組まれた編成だったり、話が進むにつれてどんどん謎が深まるのですが、ちゃんと最終回で全て回収されるので、見終わった時の充実感はたっぷりでした。
そして、最終回には、ユンファ役のCV早見沙織さんの綺麗な歌が聴けるのもポイントです。早見さんのしっとりとした声が好きなんですよ。この人はDOUBLE DECKERでオラオラ系をやったり、賭ケグルイで狂気染みた演技をしたりと、いろんなことができる人なので、尊敬します。
4位 かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~
副会長かぐや様と白金会長のプライドの高い二人が、両想いなのに、プライド故に相手から告白させようと奮闘するアニメ。キンプリ平野紫耀くんと橋本環奈ちゃんで実写化もされましたね。
テーマソングを歌ってるのが黒塗りで有名な?鈴木雅之さん。アニソンを鈴木雅之さんが歌うってのも意外で、しかも曲調も古き良きなソウルな感じで、でもそれが非常にマッチしてるのが不思議です。
かぐや様の決め台詞「お可愛いこと...」が好きなんですよ(笑)会長を蔑んだ目で見降ろしてボソっと言うんです。これって実際に言ってたのか、会長の妄想の中での台詞だったのか、あるいは両方だったのか今となってはあやふやですけど、でも、かぐや様パートでは、純真な乙女だったりのギャップがとても可愛らしいんですよね。
そんな会長とかぐや様の駆け引きの中に、土足で割って入ってくる藤原書記もなかなか良いキャラクターしてます。おバカを演じてますが、あれは計算なんですよ絶対。藤原書記がかぐや様に下ネタで攻め立てて、必死で笑いをこらえるかぐや様のシーンが大爆笑でした。
ちなみに、とある回のEDで一回だけ流れた「チカっとチカ千花っ♡」、一時期ハマりました(笑)
3位 ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風
このジョルノ・ジョバーナには夢がある!でお馴染みの主人公が、マフィアのボスと戦うために自らマフィアに入って、奮闘するアニメ。
ファンには言わずもがななんですが、ジョルノ・ジョバーナ略してジョジョなんですよね。これはシリーズ全部通して主人公の共通事項なのです。ジョナサン・ジョースターとか。
作者がおそらく洋楽好きなのか、このシリーズには洋楽を思わせる名称やらが出てくるのですが、今回は、僕の大好きな「エアロスミス」が登場します(笑)
少年の名はナランチャで、エアロスミスというスタンド(召喚獣みたいなもの)を操ります。
ジョジョシリーズは、ストーリーやら台詞の言い回しが難しかったりするんですが、今回も、ゴールド・エクスペリエンス・レクエイムって何?ってなります(笑)
まあそういうのも含めて楽しんでいただければ。
次作も制作が決まっているようなので、楽しみです。
2位 進撃の巨人
巨人が人間を食べるアニメ。今年放送していたSeason3後半は、衝撃的な事実が次々と明らかになって、非常に楽しめました。
初期から伏線を張っていた「エレンの家の地下に行けば全て明らかになる」ということで、今回ついにその地下に行くわけですが、巨人の正体、主人公エレン・イエーガーの父グリシャ・イエーガーの素性、そして何より衝撃だったのが、エレンのママが第一話で巨人に食われるのですが、その食った巨人の正体が、まあ皮肉な運命と申しましょうか....巨人には意思はないと思うのですが、あぁそうなっちゃうかーという感じで、これに気付いた人は何ともいえない気持ちになります。
地下室も衝撃でしたが、一番手に汗握る展開だったのが、獣の巨人(ふかふかの巨人と呼んでいます)とリヴァイ兵長の戦いですね。リヴァイがふかふかをズタボロにするシーンは、爽快でした。兵長TUEEEEEってなります。
漫画の方も2020年中に完結するとかしないとかいう噂ですが、アニメの方では2020年秋Final seasonとか予告しちゃってますから、いよいよ完結するんだなぁという感じですね。今から楽しみです。
そして、栄えある一位は.....
1位 同居人はひざ、時々、頭のうえ。
はい、出ました、「同居人はひざ、時々、頭のうえ。」です。少年向けアニメが並んだ中で、突然の猫アニメです(笑)
人と関わるのが苦手な主人公素晴が、両親を亡くして、より自分の殻に閉じこもりがちになっていたところ、一匹の野良にゃんこハルちゃんと出会い、同居することになって、猫とも周りの人とも少しずつ打ち解けていくというアニメです。
ハルちゃんは、ちょっとつり目であまり可愛くないと思って見始めましたが、ちょっと高飛車気味で姉御気質なハルちゃんがだんだんと可愛く見えてくるので不思議です。
毎話、素晴パートとハルちゃんパートの2部構成になっていて、最初、スバルパートでは、意味不明な行動をするにゃんこを理解できずに困惑するのですが、ハルちゃんパートになると、あぁ猫はこういう思考で行動してたんだ、っていうのが分かって、ほっこりするというのが面白ポイントです。
一番お気に入りのエピソードがあって、素晴は初めて手料理を作ってハルちゃんに食べさせるのですが、ハルちゃんはプイっとそっぽを向いてしまって、なんだよせっかく作ったのにと、しょんぼりしてしまうのですが、しばらくすると食べ始めて、素晴は安心します。
これが猫パートになると、手料理を差し出されると「あんた今日元気がないわね。私はいいからあんた食べなさい」と言ってそっぽを向きます。しばらくすると、自分のご飯を食べてる素晴を見て、「なんだ食べてるじゃない。じゃあ私もいただくわ」みたいな感じで食べ始めます。
人間と猫、言葉は通じないし、考え方も違うけど、両方が両方を想い合ってるっていうところで、このシーンがとてもお気に入りです。猫がお姉さん目線なのもかわいいです(笑)
この「同居人はひざ、時々、頭のうえ。」、猫好きなら間違いなくハマるアニメだと思うので、是非機会があれば見ていただきたいです。
関係ないですが神社猫
最後に
いかがでしたでしょうか。はおう丸セレクションアニメ大賞2019、モンドセレクションみたいなノリで言ってしまいましたが、あぁあのクソ野郎あんなアニメが好きなんだ、くらいな感じで読んでいただければ幸いです。